2026年04月
「まな保育園は心と身体を育てる保育・生活」
ご入園、ご進級おめでとうございます。
今年度4月は0歳児2名、1歳児3名、2歳児2名、計7名を迎えてのスタートです。5月には1歳児1名の入園が決まっていますので、全部で定員の19名になる予定です。
0歳児~2歳児までの小規模保育園ですが、この少ない人数が、子どもたちにとっても保育士にとっても、とても良い環境であることが開園して5年(まな保育園になって1年ですがその前から合わせる)経過して思うことです。
生まれて間もない幼子が、集団の中で育つことにはやはりそれなりの環境が大切です。
児童福祉法には保育園としての最低基準は、子ども一人当たりの面積(保育室の広さ)、保育士定数(保育士が受け持つ子どもの数)が決まっています。言い換えればそれらを満たしていれば、体育館のような広い部屋でも子ども一人当たりの広さの保育室が確保され、保育士定数をきちんと満たしていればいいのです。
これは少々極端ですが、この年齢の幼子が生活する空間はやはり家庭に近い広さが子どもは安心できます。集団ですから通常の家庭と同じわけにはいきませんが、それに近い広さが、一番子どもが落ち着き、安心でき、保育士もしっかり「一人ひとりを把握できる」環境であることが改めて分かりました。
集団の大きさは、ある程度子どもの発達に影響しているようにも最近は考えます。なぜならば集団が小さい中では、保育士とのかかわりも密になるからです。
この年齢の幼子に保育士としてどう関わるか。勿論養護的な関り(食事、排泄、睡眠、着脱等の基本的な生活での介助)は当然です。そのうえで大切にしたいことは心と身体の育ちの援助です。
まず心の育ち。それは①自己肯定感を育てることです。「自分は大切に(愛)されている」「自分はできる」ということのつみ重ねの生活の中で「感情を否定されないで尊重されている」ことを感じて育つことです。特に「イヤイヤ期」においては、大人はどう向き合うかがとても大切になってきます。
そして②非認知能力を育てることです。認知能力とは違って点数や数字に表れにくいものです。「意欲」「忍耐力」「協調性」「思いやり」「好奇心」などです。これらは幼い時から生活の中でのつみ重ねで育てていくことが、大人になって認知能力も高めるといった結果もあります。
そして身体を育てるとは「生活リズムを確立」することです。
生活リズムとは「早寝、早起き、朝ごはん」です。生まれて間もない子どもは寝ている時間がほとんどですが、やがて、起きている時間が食事や遊びとなって生活が次第に変わってきます。しかしその生活から身体が作られていくのです。そこには睡眠時間と深く関係しています。大リーガーで活躍している大谷翔平選手もこの睡眠をとても大切にしていることは、皆さんもご存知だと思います。
幼い時にこの生活リズムを整え確立していくことで、身体が作られていくのです。それにより大人になってもしっかりとした身体がつくられ、病気に負けない丈夫な身体がつくられていくのです。
まな保育園は、心と身体を育てる保育・生活を大切にしています。Mana家ごはん(お弁当、総菜販売)も子どもの生活リズムを確立するための支援であり(勿論、保護者支援でもあり)ます。年齢にもよりますが、20時就寝から6時起床の10時間の睡眠(10時過ぎの就寝は体内の成長ホルモンが十分に分泌されにくい)で生活リズムを整え、園では外に出て光を浴びての活動を中心に生活習慣を確立していくことを心がけています。勿論食事は身体をつくる基本ですのでしっかりした食事を提供しています。
大人の生活リズムに子どもを巻き込むことのないよう、この年齢の幼子の子育てを家庭と園とで大切にしていきましょう。どうぞよろしくお願いいたします。
